五輪第2の放映権料、ユーロスポーツの放送態勢は。

相変わらず雑音が大きくて気が滅入る毎日ですが、いよいよ開会式当日です。

放映権料と言えばNBCばかりが話題になりますが、欧州での権利を取得しているユーロスポーツ(ディスカバリー)のことも忘れてはいけないと思うのです。

ユーロスポーツ自体は有料の放送局ですが、代理店としての機能も有しており、各国の放送局にライセンスを出しています。

オリンピックは原則的には無料放送であり、法律で無料放送を義務付けている国もあります。無料でカバーできない競技をユーロスポーツや、ディスカバリーの配信サービスである「discovery+」がカバーする形です。
ユーロスポーツでは3,500時間以上の放送・配信を予定しているとのことで、米NBCの7,000時間に次ぐ規模となります。ちなみに日本ではNHKが3,000時間(配信含む)、民放各局が450時間(配信除く)と発表されています。

ユーロスポーツが売りにしているのが「Cube Technology」で、バーチャルスタジオが進化したもののようです。グリーンバックにCGを合成する従来の技術から進化を遂げているとのことですが…このあたりは実際の放送を観てみたいところです。
また、YouTubeチャンネルも活用し、一部の国では開会式・閉会式の無料配信を実施します。英語とドイツ語に対応しているとのこと。

日本からも観られるといいのですが、とりわけ権利に厳しいオリンピックですから難しいと思われます。

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