パラの映像は誰が作っているか&民放でも放送

パラリンピックの放送や映像製作に関する詳しい記事を日本の毎日新聞が掲載していていました。日本語の記事は有料なのですが、英語版のほうは無料なのでそちらを紹介します。

東京パラリンピックで開催される22の競技のうち、19についてはオリンピックと同じくOBSが製作。NHKのサイトで配信されている映像もOBSによるものとのこと。

残り3競技(車いすフェンシング・パワーリフティング・テコンドー)についてもNHKがカメラを入れてカバーしているとのことですが、国際映像でないため配信の対象にはなりません。

同じ競技でも配信のない試合があるなど、オリンピックのように全競技の全試合をくまなく撮影する体制にはなっていないのです。無観客になった以上、全選手の映像があるのが理想ではあるのですが…
それでも着実に進歩しつつあります。別の記事によると、バドミントン・ボッチャ・自転車ロードレース・ゴールボール・トライアスロン・マラソンの6種目が新たにOBSの製作になったとのことです。
先の毎日新聞の記事に戻ると、今回からNHKだけでなく民放でも生中継があることに触れています。ちなみにJ:COMやグリーンチャンネルでも中継があります。

2024年までNHKが独占放映権を持つことは知られていますが、公共性の高いイベントの権利を公共放送が持つこと自体は合理性のあることです。そのうえで民放局がビジネスの可能性ありと判断したのであれば、NHKがライセンスを出すことは使命と言えます。

今回は計20時間という規模ですが、記事によるとオリンピックの視聴率が予想以上に高かったため、パラリンピックについても次の北京大会以降で民放の放送が増える可能性が高いとのこと。そのためには当然パラリンピックの視聴率も求められることになります。少しでも盛り上がってほしいものです。

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