配信有料化のリアル。アース・モンダミンカップは大赤字に。

昨年はテレビ中継を廃し、YouTubeによる無料中継を実施した女子ゴルフの「アース・モンダミンカップ」。今年は有料化され、U-NEXTでの配信となりました。

その仕掛人であるアース製薬会長のインタビュー記事を紹介するのですが、まぁ生々しい数字が書かれています。

料金は2,200円(税込)に設定されましたが、購入者は8,300人とのことで、単純計算で売上は1,600万円ちょっと。それに対して経費は1億5,000万円かかり、大赤字だったとのことです。
この大会は賞金が高額であることでも知られ、まさにアース製薬の情熱によって支えられているといってよいのですが、これが常態化してはいけないわけで、採算ベースに乗せないと続く大会も現れないのです。

昨年はあらゆるスポーツが止まる中、日本でいち早く再開した競技となりました。それゆえ注目を集めたわけで、その視聴者数から見積もったのは結果的に甘かったと言えます。もともと2万人との見積もりだったそうで、それでも大赤字なのですが。

ファンの年齢層が高く、ネット配信の敷居が高かったというのも理解できる話ですが、逆に言えばお金を払ってくれる層でもありますので、単発の大会ではなく複数の大会をまとめてパッケージ化していくことが必要でしょうし、放映権問題で揺れているJLPGAが求める方向性にも合致しているのでしょう。

女子ゴルフの人気が高いうちにこうした問題点の洗い出しをしておくことが大切です。下り坂になってから始めても遅いのですから。

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