【速報】サウジ、beIN解禁へ。ニューカッスル買収再燃。
サウジアラビア政府は2017年から継続していた国内におけるbeIN Sportsの放送禁止を解く意向を示しているとのこと。
サウジとカタールの国交断絶に起因するこの問題は、海賊放送beoutQの登場、さらに中東におけるスポーツへの投資にも大きな影響を与えており、当ブログでも再三取り上げてきました。
今年に入り国交が回復され、この問題についても進展が期待されていましたが大きな節目を迎えたようです。
イギリスのメディアでは、昨年いったん立ち消えになったサウジの政府系企業によるニューカッスルの買収話が復活したことを伝えています。
beIN Sportsは中東におけるプレミアリーグの放映権を持ち、昨年には新たに3年5億ドルとされる契約を結んでいます(2024-25シーズンまで)。プレミアの立場からは、beINの権利を侵害するサウジからの資金は到底受け入れられないものでした。
サウジは以前は衛星放送、現在はネット配信となっているbeoutQを閉鎖させることを約束し、またbeINから提起されている総額10億ドル規模の損害賠償についても交渉のテーブルにつく意思があるとのこと。
これだけ見ればサウジの態度は相当軟化したようにも見えますが…さてどうでしょうか。ニューカッスルに限らず、さまざまなスポーツにサウジからの投資話が出てきており、それらの動きにも引き続き注視していかねばなりません。
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