Jリーグ、ホームタウン制度撤廃報道を否定。
Jリーグがホームタウン制度を事実上撤廃する…と報じたのは10/17付のスポーツニッポンですが、Jリーグは即座にこれを否定するリリースを出しています。
Jリーグの理念の根幹であるホームタウン制度ですから、これが本当ならば大転換です。チーム名にネーミングライツ導入という衝撃的な内容も含まれています。
なんでこうも変な報道が出てしまうのか。火のない所に煙は立ちませんから、誰かが何かしらの思惑のもとにリークしたものと考えられますが、なんとも解せない話です。
同日の日刊スポーツにはホームタウンの概念を「緩和」するという記事が出ています。こちらのほうが現実的でしょう。
とくに東京五輪が終わった後の新国立競技場の運用については未だに方針が固まっておらず、世界陸上の開催誘致に動くのか、はたまた球技専用に改修するのかもはっきりしていません。サッカーの枠組みを越えたところで綱引きが行われています。
Jリーグ単体でみても課題は多く、DAZNとの契約が切れる2028年以降を見据えた戦略が求められます。その中においては一部のビッグクラブを優遇したり、Bリーグが先鞭をつけた昇降格を廃したクローズドリーグ化といった大きな変革も考えられます。
今年3月にはJリーグがプレミア化?という記事も出てましたが、これと同じにおいがする話です。さまざまな案が俎上に載せられ、検討されること自体は歓迎すべきものですが、情報の漏れ方がなんとも感心できませんね…
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