JLPGAライブ配信にテレ東アナ起用。
本日から始まったJLPGAツアー第2戦・明治安田生命レディス。GOLFTVとDAZNでライブ配信が行われていますが、実況にはテレビ東京の中垣正太郎アナウンサーが起用されています。
地上波の録画放送もテレビ東京系列で行われますが、こちらは板垣アナウンサーと植草アナウンサーが出演します。
ライブ配信の映像はJLPGAのコピーライト表記がある通り、JLPGAが制作し、著作権も保有するいわゆるオフィシャル映像です。そこにテレビの放映権を持つテレ東のアナウンサーが起用されたということは、何かしらのつながりがあると言えます。
昨年秋に始まったGOLFTVでのライブ配信ではフリーのアナウンサーが起用されており、先週の開幕戦・ダイキンオーキッドもそうでした。
JLPGA制作とは言っても、実際には外部の制作会社に発注します。テレビ東京もまた映像を制作するわけですが、まったく別々のスタッフでは効率が悪くなります。かと言ってJLPGA側の映像をそのまま垂れ流しするわけにもいきません。
ですから、何かしらの形でスタッフをシェアし、映像も相互に融通することが考えられるのですが、中垣アナの起用はその一部なのでしょうか。実際には両者の映像を見比べて検証する必要がありますが…
JLPGAはそれ以前からも下部ツアーにあたるステップアップツアーで映像を自ら制作しています。これらはスカイAが放映権を持ち、実況もスカイAの親会社であるABCのアナウンサーが起用されています。
ステップアップツアーはJLPGAが主催するためこういった枠組みが作りやすいですが、JLPGAツアーではまだまだこれからです。今後の試合ではテレ朝・フジ・日テレで放送されるものもあります。今後の放映権の行方を考えるうえでも、映像は要チェックです。
【追記 3/12】
地上波の放送を確認したところ、同じ映像を共有していることは間違いなさそうです。テレビ東京側も「製作著作 テレビ東京」というクレジットを出してますので、著作権についてもシェアする契約をしているように思われます。
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