2025年世界陸上、東京開催に前進。

日本陸連は、国立競技場を第1種公認陸上競技場に認定できるようルールを改正しました。

第1種に認定されれば、日本選手権や国体、さらには世界陸上といった大きな大会を開催できるようになります。
世界陸上は電通が2029年まで放映権の代理店契約を結んでおり、その間に日本で開催することが条項に含まれているとされます。東京五輪は無観客となりましたが、運営は高く評価されており、いわばリベンジ的な形で2025年の開催が有力視されています。

第1種に認定されなかった理由はサブトラックがないことで、東京五輪では神宮外苑に仮設のトラックを設置しました。世界陸上を開催するのであれば、同様に近隣に設置することになるかと思われます。

世界陸連(WA)にも競技場の認定制度があり、五輪や世界陸上の開催には「クラス1」の認定が必要です。実はクラス1にはサブトラックが必須ではなく、国立競技場はすでに認定を受けています。日本国内のルールのほうが厳しい状態だったわけです。

日本でクラス1認定を受けているのは国立競技場と大阪・長居スタジアムの2か所です。以前は新潟・ビッグスワンも認定されていたと記憶してますが更新しなかったようです。

五輪のレガシー活用については課題が山積であり、国立競技場も球技専用にする案も出ていました。海外との往来が活発にならない限りはまだまだ難しそうですが、国際大会の誘致は今後大事な要素になってきます。

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