Viaplay、イギリス進出。スポーツも配信。

スウェーデンのNENTが運営するOTTサービス・Viaplay。先日オランダに進出しましたが、今年後半にはイギリスに進出するとのこと。

この計画自体は以前から公表されていたものですが、イギリスでもスポーツコンテンツの配信を行うという新たな発表がありました。

スケートやアイスホッケーといった北欧らしい?ウィンタースポーツや、ハンドボール、バレーボールなどの権利を獲得しています。
イギリスではAmazonがプレミアリーグの一部試合などの権利を獲得しているものの、SkyとBTの2強が激しい競争を行っており、OTTを通じたスポーツコンテンツの配信は進んでいない状況です。

DAZNがBT Sport買収に失敗したことは記憶に新しいところ。Eleven SportsやPremier Sportsなどのサービスもありますが、メジャーにはなっていません。
最近発表された調査によると、イギリスのスポーツ放映権料におけるOTTのシェアはわずかに2%だとのこと。それに対して、DAZNがセリエA全試合を配信しているイタリアでは53%を占めています。

この2%という数字を参入障壁と見るか、それとも伸び代と見るか。Viaplayが今後SkyやBTに真っ向から勝負する可能性はあるのか。また注目すべきプレイヤーが現れたことになります。
オランダでF1の放映権を獲得し、大々的に参入したViaplayですが、開幕戦・バーレーンGPの視聴者数は180万人と推定されており、昨年の250万人を下回ったと報じられていまます。

新しいサービスに移れば既存のファンからは何かしら不満が出るもの。やはりと言うかストリーミングが重い時間もあったようで、不満を増幅させます。

それでも権利独占には大きな旨味があります。なんだかんだでオランダの皆さんもやがて慣れるんだろうな…という気がします。

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