米NBC、オリンピックチャンネルを9月に終了。
アメリカのNBCユニバーサルは、有料チャンネルの「オリンピックチャンネル」を9月30日に終了することを明らかにしました。2017年7月に開始され、オリンピック種目の中継やドキュメンタリーなどを編成してきましたが、5年ほどでその役目を終えることになりました。
昨年にはスポーツ専門チャンネル「NBCSN」を終了しており、スポーツのコンテンツはストリーミングサービスの「Peacock」への移行が進められているところです。NBCは2032年までオリンピックの放映権を保有していますので、コンテンツそのものが消えるというわけではありません。
テレビにとってスポーツの強みはライブにあり、よく多くの視聴者を引き付けるために、放送するチャンネルを厳選する方向に進んでいます。そのため、スポーツ専門のチャンネルは必要性が薄れており、ニッチなファンはストリーミングに誘導する形となっています。
なお、IOCが運営しているオリンピックチャンネルについては影響ありません。一部コンテンツが共通していますが、異なるサービスです。
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