Googleもついに参入?NFLサンデーチケットに入札か。
ニューヨーク・タイムズが報じたところによると、現在争奪戦が繰り広げられている「NFLサンデーチケット」の入札にGoogle(Alphabet)が参入したとのこと。ディズニー、Apple、Amazonの争いとみられていましたが、本当であれば新たな巨人が出現したことになります。
いわゆる「GAFA」のうち、Amazonは以前からスポーツ放映権に積極的。Appleは今年になってMLBやMLSの権利を購入しています。その一方でFacebookは一時期積極的になっていましたが、現在は撤退しています。
残るGoogleですが、これまで多くのスポーツがYouTubeで配信される一方で、自ら放映権を獲得する動きは見せていませんでした。勝手にやってくるのですから、あえて動く必要もなかったと言えます。どんな心変わりがあったのでしょうか。
一説には、ネットでテレビチャンネルを視聴できるサービス「YouTube TV」のオプションとして提供するのでは…というものがあります。すでにNFLの試合が放送されているチャンネルはYouTube TVでも観られるわけで、サンデーチケットが加わればNFLの全試合を視聴できる可能性があるわけですね。
話は変わって「NFL+」という公式サービスも立ち上がっています。これはアメリカ国内に限定されますが、従来「NFL Game Pass」と呼ばれていたサービスを改めたもので、NFLが直接提供する公式ストリーミングサービスとなります。ただし、視聴できる試合は住んでいる地域のテレビで放送されているものと同等であり、全試合が観られるわけではありません。
日本を含むアメリカ以外で提供されている「NFL Game Pass」とは異なるサービスであることにご注意ください。日本における来季のNFLの放映権についてはまだ未確定であり、また何か分かりましたら紹介することにします。
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