【詳報】DAZN、EFLチャンピオンシップ(英2部)の放映権獲得。

昨日速報でお届けしましたが、DAZNがイングランドの2部リーグに相当するEFLチャンピオンシップの放映権を獲得し、すでに配信を開始しています。


EFLの公式サイトを見ると、放送局の一覧にDAZNの名前があることが確認できます。

DAZNからプレスリリースは出ていません。DAZNは最近になってコーポレートサイトをリニューアルしており、そもそも日本向けのプレスリリースがどこから出されるのかもよく分からなくなっている状態です。なので、具体的な契約内容は分からないのですが、周辺情報から探ってみることにします。


EFLの代理店はPitch Internationalですが、今シーズンから新たに2年契約を結んでいます。2年というのは異例の短さなのですが、イギリス国内の放映権契約が2023-24シーズンまでとなっているため、お尻を合わせたようです。


これにより、DAZNの契約も2年間ではないかと推測できます。アメリカで放映権を持つESPNも2年契約を結んだと報じられています。


EFLはカラバオカップも管轄しているため、DAZNでカラバオカップが配信されることも期待されます。昨シーズンは決勝戦のみスポットで配信しましたが、今季に向けての下地を作っていたとも考えられます。開幕戦は8/9(現地時間)に行われますので、今後配信カレンダーに載るかどうかチェックしてみてください。

試合数ですが、全試合が配信されるわけではありません。そもそも国際映像が提供される試合が限定されています。具体的にどの試合がピックアップされているかは、EFLの公式サイトで公表されていますのでこちらをご覧ください。毎節3~4試合程度が対象となります。


選定の基準なのですが、まずイギリス国内の放映権を持つSky Sportsが放送する試合をピックアップし、それと同じ試合が国際映像の対象となります。それに加えて、土曜午後3時にキックオフされる試合の中から1試合が対象となります。この時間帯はイギリス国内でサッカーの放送が禁止されています(いわゆる3pm blackout)。


各クラブで最低4試合(うちホーム2試合)が対象となるように配分されるとのことですが、逆に言えば特定のクラブの試合をずっと観ていたいという要望には応えられません。

放映権の対象となっていない試合はクラブ側が配信することができます。また、EFLが運営する「iFollow」という配信プラットフォームがあり、各クラブは自ら配信するか、iFollowに参加するかどちらかを選ぶことになります。詳細はiFollowのページからご確認いただければ幸いです。

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