カラバオカップ・EFLは何試合配信されるのか？

今シーズンからDAZNで配信が始まったカラバオカップですが、1回戦・2回戦が終わり、ともに配信されたのは3試合となっています。

2回戦からプレミア勢が登場したため、とくに三笘選手が所属するブライトンの試合が配信されなかったことに不満の声があがっていたようです。ブライトンのYouTubeチャンネルにハイライトの動画がアップされていたので、こちらをご覧ください。

正直なところ、カメラの台数も少なく、テレビ品質の映像ではないように見えます。実際、この試合はそもそもテレビの生中継が行われていないのです。

対戦相手だったフォレスト・グリーン・ローヴァーズのWebサイトによると、この試合の生中継はBBCラジオの地元局のみとなっており、また配信もなかったことが分かります。

国外に住む我々からするともったいない気もしますけど、映像を製作し、送信するだけでもコストはかかります。フットボールはスタジアムで観るものであり、そして自らプレーするものでもあります。このあたりは文化の差といったところです。

EFLのWebサイトによると、1回戦は3試合、2回戦は2試合の配信予定が発表されています。実際には2回戦は3試合だったわけですが、それ以外の試合は国際映像が存在していないので、DAZNが配信することは不可能です。

イギリスで放映権を持つSky Sportsも、カラバオカップの放送予定は全部で15試合であり、1回戦・2回戦はともに2試合ずつとなっています。Skyが選択した試合はそのまま国際映像となり、国外向けにもう少し試合が追加される仕組みです。

では何試合かと言うと、アメリカ・ESPN+の発表では「少なくとも30試合」となっています。DAZNもこれに倣うものと考えられます。

内訳は、1～5回戦のうち25試合、準決勝(ホーム&アウェイ)4試合、決勝1試合です。1～2回戦で32クラブに絞り込まれ、3～5回戦で28試合が開催されます。すでに配信済みの6試合を差し引くと、28試合中19試合が配信される見込みです。

カラバオカップはEFLが主催なので、EFLチャンピオンシップなどの配信予定もESPN+があわせて発表しており、こちらは計147試合となっています。具体的なカードについてはEFLの公式サイトで順次更新されていきますので、そちらをご確認ください。