フランドル事件とはなんだったのか

去年DAZNに対してファンの怒りを買ったのが、ツール・ド・フランドル(ロンド・ファン・フラーンデレン)の配信を予告しておきながら配信しなかった件。

クラシックの最高ステータスを誇るフランドルを配信しないのはまさに自転車ファンに対する背信行為。サッシャさんが「ストレスたまってるんだよーん」というのも当然だろう。(ちなみにサッシャさんはDAZNでF1やJリーグを担当してますが)

ただひとつDAZNを擁護するならば、それは予告をしてしまったこと。最初から予告しなければ「権利を持ってるのに捨てた」という言われ方はされなかったのでは。チャンネル数に制約がないネット配信なのだから、本当に権利を持っていたら配信しないと損だろう。

主催者であるフランダースクラシックとはぎりぎりまで交渉していたのかもしれない。フランドルはその高い格式がゆえに放映権料も強気に交渉して決裂、という可能性はあり得なくもない。

DAZNも批判に懲りたのか、去年のロンバルディアの時点で来年はフランドルを配信すると強調していたし、今年はフランダースクラシックの主催レースをすべて配信する予定。これはひとえに抗議の声をあげた自転車ファンたちの成果だと思う。

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