バレー・セリエA、VBTVの配信にフジアナ実況。

セリエAといえばサッカーだけでなく、イタリアの多くのスポーツに存在します。その中でもバレーボールは人気のある競技のひとつです。


バレーボールのセリエAは、FIVB(国際バレーボール連盟)が運営する公式の配信サービス・Volleyball TV(VBTV)で配信されていますが、10/2に配信される石川祐希選手所属のミラノ戦に日本語コメンタリーが付くとのこと。そして、実況はフジテレビの上中勇樹アナウンサーが担当すると発表されています。

スポーツ実況アナウンサーが局の枠を越えて担当するケースはたまにあるのですが、その多くは自社が映像製作を受注しています。DAZNで配信されているJリーグ中継はそうですし、フジテレビだとAmazonが配信したボクシング中継を受注しています。


また、現場に出る機会が減ったベテランアナウンサーが専門性を買われて起用されるケースもあります。日本テレビの鈴木健アナはWOWOWやDAZNのボクシング中継を担当していました。しかし、上中アナはまだ若手と言えるだけに珍しいかもしれません。

フジテレビでは鈴木芳彦アナが退社し、RIZINの実況を担当したことが話題になりました。アナウンサーは会社員であってもやはり現場に出てなんぼ。自社での放送にこだわり続ける時代でもありません。出ていかれるよりも場数を踏ませていったほうがよいのでしょう。

話を戻すと、VBTVによるセリエAの配信は昨シーズンから始まっており、5年契約を結んでいるとのことです。NFL Game Passでも昨年から日本語コメンタリーが始まっていると記憶していますが、公式の配信サービスを立ち上げることで権利をグローバルに活用しつつ、ローカライズも同時に進めていくという動きは今後も進むものと思われます。

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