motoGP開幕。しかし止まらぬプレミアム化の流れ。

今年のmotoGPは、本日のカタールGP予選からいよいよ開幕する。去年まで生中継をしてした日テレジータスに加え、同じ日テレ系列であるHuluでも生中継を実施。しかもマルチチャンネルでオンボード映像などを選択できるとのこと。

Huluては巨人戦の配信を実施するし、他の動画サービスとなかなか差別化が難しい中、日テレの持つコンテンツは頼みの綱。NASCARの放映権も持っているのだから、こちらも持ってこれればモータースポーツファンにはよいアピールになるはず。
ただしNFLを持ってくるのは無理だろう。なにしろ日本におけるNFLの権利を持っているのはよりによってDAZNを運営しているパフォーム・グループなのだ。ジータスはサブライセンスの恩恵に預かっている立場にすぎない。
さて、マルチアングル映像の提供によるプレミアム化はさまざまなスポーツで進められている時代の流れ。motoGPを主催するドルナ社も現在試行錯誤中なのだろう。やがては独自サービスを開始する可能性もある。

さて、同様にF1では今年から「F1TV」を開始する。日本はまだサービス対象外となっているが、現時点でのDAZNの番組表を見ると、去年はあったオンボードカメラとピットレーンカメラのチャンネルが存在していない。
もちろん直前で追加される可能性も残されてはいるが、やがてF1もプレミアムサービス化していくであろう。HuluもDAZNも、より多くのお金を落としてくれるファンを開拓するためのカタログなのだ。

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