【速報1】GOLFTV、サービス終了を発表。
青天の霹靂といったところでしょうか。GOLFTVが会員に向けてサービス終了のお知らせをメールで送信しています。
送信時間が午前2時頃であったこと、そしてメール本文にも「米国時間」の表記があることから察すると、この決定は日本だけではなく、アメリカ主導によるものです。海外でもメールが届いたとの報告が出ています。
GOLFTVはアメリカを除く全世界を対象としたサービスです。2018年にディスカバリーがPGAと12年・総額20億ドルとされる契約を結びました。翌2019年以降、契約関係が整理された国から順にサービスを開始していきます。
日本は最初にサービスが開始された国のひとつで、2019年1月から始まっていたのですがおよそ4年で幕を閉じることになります。昨年秋から配信を開始しているJLPGAにとっても衝撃でしょう。
IT企業ではリストラの嵐が吹き荒れています。コロナ禍の恩恵を受けていた市場の成長が止まり、コストカットを強いられています。今年合併したワーナーブラザース・ディスカバリーも従業員の26%がレイオフされたと報じられています。もともと合併により余剰人員が発生していたこともあるでしょうが、生き残りのために必死です。
代替となるサービスは未定です。8年間残っている契約がどうなるかもまだ分かっていません。ワーナーブラザース・ディスカバリーのストリーミングサービスとしてはHBO Maxとdiscovery+がありますが、日本には上陸していません。もちろんユーロスポーツもありません。
上陸しているものとしては、自転車関連の情報サービス・GCNがありますが、こちらはいまのところ動きがないようです。また何かありましたらお伝えします。
【追記 11/12 9:30】
JLPGA広報のコメントが出ていました。GOLFTVの終了の事実はすでに確認済み。もともと単年契約であり、来季の配信先は開幕までに発表するとのことです。
【追記 11/12 11:30】
米PGAのスポークスマンによると、12年・20億ドルの契約は変更なく維持されるとのこと。GOLFTVの放映権は他のプラットフォームに移行することになりますが、上述の通り日本ではまだHBO Maxもdiscovery+もないため、移行先を探す必要があります。
HBO Maxのコンテンツ配信契約を結んでいるU-NEXTがひとつの候補ですが、他のサービスも候補になるでしょう。また、近い将来にHBO Max本体が日本に上陸するのであれば、その「つなぎ」となる契約は結びたくないでしょうから、条件面も注目されます。
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