井上尚弥戦配信のdTV、ドコモの完全子会社に。

12/13(火)に開催される、ボクシングの井上尚弥vs.バトラー戦を配信するdTVは、エイベックスが70%、NTTドコモが30%を出資する「エイベックス通信放送」が運営していますが、先日ドコモがエイベックスから株式を取得し、完全子会社化することを発表しました。金額は未公表とのことですが、他の記事によると51億円と推定されています。


2009年にケータイ向け動画サービス「BeeTV」の運営会社として設立されましたが、もはやエイベックスが関与する意味合いは薄れたということでしょう。

井上尚弥戦は同じくドコモが運営するひかりTVでも配信されます。ひかりTVはNTTぷららが運営していましたが、2019年にドコモの傘下となり、今年7月にはドコモとぷららが合併しています。ひかりTVは井上選手のスポンサーを務めてきましたが、前回の試合からドコモに切り替わっています。


dTVとひかりTV、そして提携関係にあるDAZNやdisney+なども含めて、ドコモの映像戦略が練り直されることになります。スポーツのライブ配信は5G時代において注目度を増すコンテンツとなってくれることを期待しています。

前回の試合はAmazonプライムビデオで配信され、映像製作はフジテレビに委託されました。今回は大橋ジムと組んで「PHOENIX BATTLE」を製作しているイースト・ファクトリーが担当するものと思われます。ここはRIZINなども担当しているのでクオリティについては心配ないでしょう。

PHOENIX BATTLEのWebサイトでは、当日アクセスが殺到する可能性から早めに会員登録することを推奨しています。これまでも繰り返されてきた通り、ログイン・認証系まわりはアキレス腱です。事前に登録し、ついでに過去の大会を観ておくと当日どんな映像になるか参考になるでしょう。

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