WWE・マクマホン氏が復帰。売却を検討か。

WWEの前CEOで大株主のビンス・マクマホン氏が取締役に復帰したことが明らかになりました。昨年6月、不倫相手の元社員に口止め料を支払った疑惑が報じられて辞任しましたが、半年ほどで戻ってきました。


復帰のねらいは、2024年で終了する放映権契約の交渉のためとのこと。また、WWE自体を売却する選択肢もあると報じられています。

現在の放映権はFOXと、NBCユニバーサル傘下のUSA Networkが保有しています。また、ストリーミングの「WWE Network」は2021年に、同じくNBC傘下のPeacockに取り込まれました。こちらの契約は2026年までとのことです。


もし売却となれば、NBCユニバーサルの親会社にあたるComcastの名前が真っ先にあがるところ。Comcastの本社はフィラデルフィアにあり、NBAの76ersとNHLのフライヤーズを保有しています。それらに続くスポーツへの投資となるのでしょうか。

さらに別の候補もあがってきています。ひとつはUFCの親会社でもあるEndeavor。IMGも傘下に収めていますが、格闘技の2大コンテンツを押さえる可能性が。そして、サウジの政府系ファンドであるPIFも浮上してきました。格闘技と中東にはこれまでも縁があるのですが、ここにもサウジが出てくるんですね…

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1コメント

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  • てんてこまい

    2023.01.11 03:16

    WWEは経営者も含めてドラマが進行するので、マクマホン氏復帰や売却検討ですらシナリオに感じてしまいますw。国内では以前はJSPORTSの目玉コンテンツでしたが、現在では取り扱いがなく、JSPORTSの放送配信事業の魅力が低下しており、運営大丈夫かな?と不安になります。サウジは、ゴルフ、格闘技、プロレスと、影響力を強めているのですね。勉強になります。