井上尚弥、転級初戦の相手はフルトンか。5月日本開催？

4団体統一後ベルトを返上し、スーパーバンタム級に転向した井上尚弥選手ですが、次戦の相手としてWBC・WBO王者のスティーブン・フルトン選手と交渉していると報じられています。5月の開催を予定しており、会場は日本になるとか。

でも、この記事のポイントは「アメリカではESPN+で配信予定」ということだと思います。井上選手はトップランクと契約しており、ESPNと深い関係にある一方で、フルトン選手はPBCと契約しており、両者の交流は少ないのが現状です。

日本開催であれば、トップランクではなく帝拳が仕切ることになるので、このあたりの関係はクリアされるのでしょうか。指名試合ならば交渉が長引いて入札になることも充分考えられますが、とにかく長引かせずに早く決めてほしいと思います。

昨年のバトラー戦では井上選手のファイトマネーが3億円を超えたとも言われてますが、それ以上の金額を得たいならばアメリカ開催になるものと思ってました。それが日本開催になるということは、日本でもさらに稼げるスキームが生まれたことになります。

東京ドームクラスの会場を用意するのかもしれません。放送・配信についてはAmazonかdTVが有力ということになるでしょうけど、どちらにせよ前回以上の資金を提供することになるでしょう。日本でも稼げるのであれば、続く選手にも励みになるはずです。