ベルギーに「ワサビスタジアム」爆誕。
DMM.comが所有するベルギー1部リーグのシント=トロイデンは、新たに「大王わさび農場」とホームスタジアムのネーミングライツ契約を結んだことを発表しました。新しいスタジアムの名称は「ダイオー・ワサビ・スタイエン・スタジアム」(Daio Wasabi Stayen Stadium)となります。
大王わさび農場は長野県安曇野にあり、観光スポットとしても知られています。筆者も行ったことがあります…という話はどうでもいいとして、長野とベルギーにどのような関係があるのか。日本食を世界に広めたいという理念がシント=トロイデンの活動にマッチしていること、長野県とベルギーの気候風土が似ていることを理由にあげていますが、さて。
シント=トロイデンのメインスポンサーといえば、あの「にしたんクリニック」。PCR検査と奇抜なCMで知名度を獲得しました。にしたんクリニックの社長がシント=トロイデンのマーケティングアドバイザーを務めており、これまで多くの日本企業をスポンサーに引き入れています。やってることの是非はともかく、かなりの敏腕です。
ベルギーでは、2部リーグのKMSKデインズも日本の投資会社(本拠はシンガポール)の傘下にありますが、この投資会社であるACAフットボール・パートナーズが新たにスペイン4部のトレモリーノスCFを買収したことを発表しています。こうしたクラブを拠点として、日本人の欧州挑戦がさらに増えてくればいい循環につながるでしょう。
KMSKデインズの試合は、最近になってDAZNのYouTubeチャンネルで配信が始まっています。スペイン4部の放映権事情はさすがに分からないのですが、クラブが直接PPVで配信しているので、映像は制作されているようです。
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