【速報】SPOTV、FA杯の配信発表。セリエAに続きDAZN非独占か。

なかなか休ませてくれませんねぇ。今度はSPOTV NOWがFAカップの放映権を獲得したとの発表。3/1から開催される5回戦以降を配信します。

プレミアリーグ、そしてセリエAとこれまでDAZNが持っている権利を切り崩す戦術を行ってきたので、今回もその点では一貫していると言えます。あとスコットランドもですね。

ただし、引き続きDAZNも残る試合を配信する予定となっており、完全に獲得したプレミア、一部試合の独占配信を得たセリエAとは異なります。純粋に非独占ということでしょうか。

セリエAの権利を獲得した際に、そもそもDAZN独占ではなかったという話を書いたのですが、どうやらFAカップも当てはまるようです。DAZNの過去のプレスリリースはもう消えているのですが、当時のリリースを参考にしたと思われる記事によると、2021-22シーズンにおいてラ・リーガ、セリエA、そしてFAカップには「独占」の文字がありません。

当時すでにラ・リーガはWOWOWとの2社体制でしたから、残り2つをSPOTVがさらっていったことになります。FAカップの権利サイクルは2023-24シーズンまでなので、おそらく来シーズンもこの状態が続くでしょう。あと、コミュニティシールド(スーパーカップ)もセットになっていると思われます。

セリエAはそもそも独占できない契約だったようですが、FAカップについては不明です。FAカップの代理店はIMGであり、セリエA(infront)とは異なりますので、同じ事情だったかどうかもよく分かりません。

直近の発表だとF1、そしてJLPGAは2社体制になっています。独占よりも複数社が権利を持っていたほうが、視聴者にとっては選択肢があってよいかと思います。

SPOTVにとってはプレミアの放映権料が重しになっていることは間違いなく、ある意味勝負に出ているとも考えられます。今後の価格戦略も気になるところですし、サービスの改善も求められることになります。