WTA、CVCから1.5億ドルの出資決定。

女子プロテニスツアーを統括するWTAは、投資会社・CVCキャピタルパートナーズから1.5億ドルの出資を受け入れると発表しました。商業権を管轄する会社の株式20%を取得します。

昨年夏の時点で話題にはあがっていたのですが、ようやく決着した形です。この時は1.8億ドルと報じられていたのですが、若干下がりましたね。


ラ・リーガやリーグ・アンを始め、さまざまなスポーツへの投資を続けるCVCですから、特定の競技ではなくプロスポーツ全体の成長を期待してポートフォリオを組んでいるのでしょうが、それゆえに要求も厳しくなっていくかと思います。競技間でも競争が起こりますし、それに脱落した競技は文字通り「損切り」となる未来も考えられます。


CVCは男子ツアーのATPとも協議を行っていたとされており、今後WTAとATPの距離が縮まっていく中で、また新たな動きも出てくるものと思われます。

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