Apple、プレミア&EFL放映権の両取りを画策か。

金融ニュースサイトのBloombergによると、AppleがイギリスにおけるEFLの次期放映権入札に関心を持っているとのことです。元記事は有料なのですが、カナダのBloombergでは無料で読めるようなのでリンクを紹介しておきます。

https://www.bnnbloomberg.ca/apple-considers-bidding-for-english-football-streaming-rights-1.1899374


↓は元記事を引用してロイターが作った記事です。これも参考としてリンクします。

プレミアリーグの次期放映権(2025-26シーズン~)に関心を持っているという話は、以前大衆紙のDaily Mailが取り上げたことがあります。Bloombergも取り上げたとなると少しは信憑性が上がるかな?とも思うのですが、Appleがこれまで獲得してきた放映権は、MLBが8か国、MLSはグローバルが対象となっています。果たしてイギリスのみの権利に関心を示すのか、引き続き疑問は残ります。


現在の放映権料はイギリス国内が3年間で51億ポンド、国外が53億ポンドとされており、もしグローバルで権利を獲得するならば、競争相手もいる以上それを超える金額を積むことになります。いくらAppleでも非現実的な話であり、どのテリトリーに入札するのか戦略を絞り込む必要があるでしょう。

それに先駆けて、EFLの次期放映権(2024-25シーズン~)の入札が進んでおり、こちらのほうが遥かに現実的と言えます。すでに権利を持っているMLSとの相乗効果も期待してよいのではと思います。

プレミアとEFLの格差については以前から問題視されており、プレミア側はEFLに対して年間1.25億ポンドの資金提供を行った、という記事が最近も出ておりました。逆に言えば、格差が広がっているうちはお買い得なのかもしれません。

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