ディズニーのリストラ第2弾はESPNも対象に。

今年2月に7,000人規模の人員削減を発表したディズニー。削減は3段階に分けて実施するとされており、3月には第1弾、4月に第2弾が行われています。

第1弾では対象から外れていたESPNですが、第2弾では含まれているとのこと。CATV離れが進み、20年前には1億件に達していた契約件数は7,400万件に。ストリーミング「ESPN+」の契約者数は伸びているものの、disney+やhuluとのセット契約も多く、単価は高くありません。一時はディズニー傘下から分離するという話も出ていました。


100人規模の解雇になるとのことで、すでに何人かの幹部社員の名前があげられています。この記事の見出しになっているネイト・シルバー氏は統計アナリストで、野球のセイバー・メトリクスや選挙の予測で大きな貢献をされた方です。前職はニューヨーク・タイムズだったそうで、次もまたどこかのメディアに請われることになるのでしょう。

解雇された人たちの再就職先として期待されているのが、スポーツベッティング業者のDraftKings。近日中にスポーツのニュースチャンネルを立ち上げる計画があると報じられています。これもいわゆるFASTのひとつと言えますが、Ad-supportedというよりも自社の商品を販売するのが目的ですから、通販チャンネルのようなものと考えたほうがしっくりきます。

スポーツベッティング業者によるチャンネルとしては、今年2月に開設された「SportsGrid」があります。YouTubeやAmazonでも視聴できますし、先日の記事で紹介したFASTチャンネルを集めた「Plex」でも配信されています。

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