ブンデス、投資ファンドからの出資受け入れを否決。

ブンデスリーガは、放映権を管理する別会社を設立し、投資ファンドに一部の株式を売却する案についてクラブによる投票を実施。1・2部の全36クラブのうち20クラブが賛成しましたが、可決に必要な2/3の賛成を満たすことができませんでした。


株式の12.5%を20億ユーロで売却するという話で、5つの投資ファンドが名乗りを上げていたそうですが、今回の否決によって交渉は打ち切られます。

すでに出資を受け入れたラ・リーガとリーグ・アン。現在検討を進めているセリエA。プレミアの2番手争いが激しくなっていますが、ブンデスリーガの所属クラブは追随することを選びませんでした。候補の5社にはCVCの名前も含まれており、もしCVCが選ばれた場合は複数のリーグに干渉することに相当な抵抗が出たものと考えられます。


ブンデスの放映権サイクルは2024-25シーズンまでであり、そろそろ次の動きが本格化してきます。ドイツ国内の放映権料を引き上げるのは難しく、国外向けにいかに高く売るかが求められます。もちろん日本もその標的となっていくわけです。

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