【追記あり】Bリーグ決勝、日テレ生中継が枠に収まらず。
昨日行われたBリーグチャンピオンシップ第1戦、千葉vs.琉球戦は再延長戦にもつれ込む大激戦となりましたが、その一方で生中継していた日本テレビが番組枠に収まらず、残り23秒の時点で放送終了となってしまいました。
番組枠は14時までで、最大25分延長となっていました。この試合はNHK BSでも中継されていましたし、日テレも公式WebサイトやHuluでライブ配信し、誘導も行っていたとのことですから、最低限やれることはやっていたかと思います。
先日は世界柔道の中継でもフジテレビが枠に収まらない出来事が起こっています。この時に書いた記事に改めてリンクしておきますが、筆者の想いは基本的には変わりません。地上波である以上枠の制約から逃れるのは難しく、スタッフもまた無念だったことでしょう。
一方で、国際映像ではなく日本国内の試合ですから、改善の余地はあるのかもしれません。上の記事によると、4Q終了時点で2時を過ぎていたということですから、当初の想定よりも進行が遅れていたものと想定されます。
もちろん試合展開によってはどうにもならないこともありますが、演出面などで余計な時間を使っていなかったかは検証すべきでしょう。どっちにしろ3度目の延長戦になっていたら収まらなかったわけですが。
【追記 5/28 12:15】
Bリーグ・島田チェアマンが会見で「改善すべき点は我々にもある」と発言しました。やはりそうですよね。テレビ局を一方的に批判するだけでは解決しない問題です。
Bリーグの島田チェアマンが #日本生命Bリーグファイナル 第1戦の中継が、延長1回目の途中で打ち切りになったことについて説明しました。「地上波の生中継を獲得するのはすごく大変。日本テレビさんにはこれだけ支援してもらったのに、不測の事態になってしまった。改善すべき点は我々にもある」
— 谷口誠(NIKKEI) MakotoTaniguchi (@MktTaniguchi) May 28, 2023
(続) pic.twitter.com/DPW2WtVzpB
MLBでは今季からピッチクロックが導入され、強制的に時短が進められています。その背景には、視聴者が長時間の視聴を敬遠する傾向があげられます。時間制の競技は関係ないような話にも思えますが、枠に収めるための努力はしてもよいでしょう。
そういえば、昨年のFIFAワールドカップではアディショナルタイムが長くなったことが話題になりました。このことは放送にも影響を与えている可能性があります。アクシデントがあれば仕方ないですが、基本的には2時間枠に収めるのがよいかと思われます。
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