ABEMA、KDDIと提携&スポーツ番組新設

ABEMAとKDDIが提携を発表しています。目的として「スポーツ産業、文化の発展」および「ABEMAにおけるスポーツコンテンツ強化」を掲げています。


両社からプレスリリースが出されていますが、それぞれの特徴が強調された内容になっています。こういうのって、通常はほぼ同じ文面になることが多いのですが。

ABEMAから出されたプレスリリースでは、ABEMAがこれまで配信してきたスポーツコンテンツの実績と、様々なメディアと提携してきたことを強調しています。一方で、KDDIのプレスリリースでは両社の顧客データの連携によるマーケティングの強化を強調しています。

KDDIは、パートナーシップを結んでいる「スポーツブル」や「UNIVAS Plus」を通じ、学生スポーツに強みを持っています。これは競合であるドコモやソフトバンクとは異なったアプローチだと言えます。より身近にスポーツを感じている人、実際のプレイヤーやその家族・友人といった層をターゲットにしています。

ABEMAにとっては、コンテンツの調達も掲げているものの、このターゲットのデータが欲しいのでしょう。昨年のワールドカップで一気にユーザーを増やすことには成功しましたが、広告収入を拡大させるためには的確なCMを配信することが肝心となります。逆に、KDDI側からみても、メジャーなコンテンツを多く持っているABEMAの視聴者データは貴重なもので、相互の強みを補完できる可能性があります。


具体的なコンテンツとしては、ABEMAが権利を持つMLBなどのハイライト映像や、KDDIがスポンサーとなっているサッカー日本代表の選手密着映像があがっています。近いところではスポーツブルで配信される甲子園の地方予選あたりがABEMAでも配信される可能性がありそうです。ABEMAはテレ朝が関与してますが、高校野球はABCですからね。

コンテンツよりもデータ面のほうが今後の収益につながるものと思います。ですから、両社の提携の効果が表れるとすれば、ABEMAで流れるCMかもしれません。避けずに思わず見てしまうCMが増えるようであれば、成功と言えるでしょう。


ABEMAは7/2(日)からレギュラーのスポーツ番組「ABEMAスポーツタイム」を始めると発表しています。さっそくこの中で新たな取り組みが見られるかもしれませんね。

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