ヤマハ、プールから撤退。世界水泳でも実績。

ヤマハ発動機は、2024年3月をもってプール事業から撤退すると発表しました。ヤマハは小型ボートの製造で培ったFRP(繊維強化プラスチック)の加工技術を応用し、国内のプールでトップシェアを誇っているとのこと。

2001年に福岡で開催された世界水泳では、マリンメッセ福岡に仮設プールを設置。このプールを担当したのもヤマハでした。以来、仮設プールでの開催は世界でもスタンダードになっていきます。ヤマハの技術が世界を変えました。


なお、今年の世界水泳についてはイタリアのメーカーが担当するとのこと。ちょっと残念。

選択と集中と言えばそれまでですが、こうして培われた技術がなくなるというのは悲しいもの。楽器のほうのヤマハもルータを作っていたりしますし、かつては半導体も作っていました。この夏プールに行くことがあれば、ぜひメーカーを確認してみてください。

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