【速報】女子W杯、NHKが日本戦を中継。

NHKと日本サッカー協会(JFA)は、女子ワールドカップの日本戦をNHKが生中継することを明らかにしました。

日刊スポーツによると、日本戦以外にも決勝戦などが放送されるとのことですが、全試合ではなさそうです。主にBS1での放送で、一部の試合は地上波になります。放送枠の確保の問題、そして8月からは夏の高校野球と重なる問題もあり、致し方ないところでしょうか。

まだ具体的な試合数は確認できておらず、残りの試合についても不明ですが、NHKが決まったことでさほど待たずに明らかになるものと思われます。

【追記 7/13 22:30】

NHKが放送する試合は、日本戦(決勝トーナメント含む)・開幕戦・決勝戦と発表されました。7/31の日本vs.スペイン戦のみ地上波、他はBS1での放送です。

もちろん放映権料についても明らかになっていません。日経新聞によるとFIFAの要求額は「10億円超に達したとみられる」との記述があり、それよりもいくらかディスカウントされた状態で決着したものと考えられますが、続報を待つことになります。

WEリーグの髙田チェアもコメントを発表し、計画していたクラウドファンディングを実施しないことを明らかにしています。まぁ、おそらく数日前に情報が入っていたのではないかと察しますが、ここまでの事態にならなくてまずはよかったといったところでしょうか。

ジェンダー平等の問題、女子サッカーの市場価値の問題、そして公共放送としてのNHKの問題など、さまざまな問題が今回浮き彫りになっています。多くの方の関心を集めたことはよしとしても、その分残念ながら偏った論調の意見が飛び交ったことも否めません。当ブログとしては、まずは放映権ビジネスの視点からとありますが、なるべく多様な視点を取り込めるよう努めていく所存です。