UCI世界選手権ロード、Amazonでライブ配信されず。
J SPORTSが放送した自転車のUCI世界選手権ロードレースについて、Amazon Prime Videoチャンネルを通じて契約しているユーザーへのライブ配信が行われなかったとのこと。
昨日(8/6) 14:59にJ SPORTSの公式Twitter(X)が発した情報には「Amazon経由は後日配信」という文言がありました。しかし、この情報はこれまで公表されていなかったのです。放送開始2時間半前という直前に起こった出来事でした。
本日、UCI世界選手権大会 男子エリートロードレースLIVE!
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】 (@jspocycle) August 6, 2023
新城幸也選手出場!🙌
最強ベルギーに、ポガチャル、マチューなど注目選手たちが挑む!
8月6日午後5:30 ~LIVE👇
※Amazon経由は後日配信https://t.co/rwvjbXiNrS#jspocycle https://t.co/kXCdYhfYEP
その後、18:33に再度謝罪のツイートが出されました。配信枠に限りがあることが理由であり、翌日からアーカイブ配信を行うという内容でした。
Amazonに問い合わせたユーザーのツイートでは、Amazon側が返金に応じたとも書かれています。それでJ SPORTSオンデマンドに加入すればライブ配信はいちおう視聴できたことになりますが、対応をAmazon側の善意に任せてしまっている感があります。
【お詫び】
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】 (@jspocycle) August 6, 2023
現在配信中の世界選手権ですが、Amazon経由でのLIVE配信はないことの告知が遅くなり、大変申し訳ございませんでした。
Amazon経由はLIVE配信に限りがあるため、録画配信とさせていただいております。明日より、録画を配信予定です。#jspocycle
先日は、SPOTV NOWがサウジリーグの放映権を獲得した際に、U-NEXTでの配信がないことをさらりと告知した件をお知らせしました。いくら提携先のサービスとは言っても、同じ金額の料金を徴収しており、コンテンツの内容が変わってしまうというのは本来許容すべきではないでしょう。それでも何かしらの理由でそうなざるを得ないケースはあるのでしょうが、その場合はより多くのユーザーに届く手段で周知を図るべきと考えます。
実際のところ、この問題が炎上にまで発展することはないと思われます。DAZNが自転車に参入した時には厳しいことを言いまくっていたファンたちも、直接の被害者にならなければ関心を示すことはないでしょう。しかし、運営者はそれに甘えてはいけないわけであって、気を引き締めなければ今後さらなるトラブルを引き起こす種となり得るのです。
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