【追記あり】W杯南米予選の放映権はバラバラに。
サッカーは国際試合の期間に入っています。南米では2026年ワールドカップの予選がひと足早く開幕します。
南米予選について、日本での放送・配信の予定はいまのところないようです。放映権について調べてみましたが、どうやら一括販売されているわけではなく、各国協会がばらばらに管理しているようです。出場枠が6.5に拡大され、だいぶゆるい予選となりそうですが、管理もまたゆるいのでしょうか。
【追記 9/8】
FIFA+が、日本を含むアジア太平洋地域で開幕節3試合を配信すると発表しました。対象はアルゼンチンvs.エクアドル、ブラジルvs.ボリビア、エクアドルvs.ウルグアイです。詳細は以下のリンクを参照のこと。
FIFA+ to stream South American World Cup qualifiers
話はそれますが、日本が現在参加しているU-23アジアカップ予選についても放送・配信はありませんでした。AFC主催の大会についてはDAZNが放映権を持っていますが、予選ではまだ各国協会の主管ということのようです。ワールドカップ予選についてはおそらく最終予選からAFC主管になるものと考えられます。
さて、南米予選に参加する10か国のうち、ブラジル・アルゼンチン・ボリビアを除く7か国のホームゲームについては「Fanatiz」が配信するようです。Fanatizはチリの代理店が運営しており、南米サッカーを中心に配信を行っています。PPVとなっており、第1・2節の全試合セットで29.99ドルなど、いくつかのプランが用意されています。
ブラジルとアルゼンチンについては、代理店のSportfiveと契約が結ばれたとのことで、これから販売が進むことになります。
ボリビアですが、協会が以前代理店だったMediaproに対して訴訟を起こし、勝訴したことで契約解除。現在は協会預かりとなっているようです。
ウルグアイ・パラグアイ・エクアドル・ベネズエラの4か国の協会は共同で放映権の販売に動いているとのことで、先のFanatizとも契約しています。ということは、残り3か国(ペルー・チリ・コロンビア)は独自に動いているということになるでしょうか。
こういった状態なので、10か国をコンプリートするのはなかなか大変な状況です。日本でまた動きがありましたらお伝えしますが、足並みが揃わないというのは実にもったいないことだと感じます。
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