【速報】2028ロス五輪、野球含む5競技追加へ。
2028年ロサンゼルス五輪の組織委員会は、追加競技として以下の5競技を提案することを決定。10月16日にインド・ムンバイで開催されるIOC総会で承認される見込みです。
- 野球/ソフトボール
- フラッグフットボール
- クリケット
- ラクロス
- スカッシュ
NFLが推進しているフラッグフットボール、英連邦で人気が高まっているクリケットが事前の評判通りに選出される一方、パリ五輪に続いて採用されると思われていたブレイキンが落選したのは意外でした。
野球/ソフトボールについては、アメリカで盛んな競技である一方、同じルーツを持つクリケットが有力候補になったことの影響が懸念されましたが、無事生き残りました。
ラクロスとスカッシュについては、以前書いた記事でいちおう候補として名前を出しましたので、個人的には納得しています。
追加競技は組織委員会からの提案枠であり、よほどのことがない限りIOC総会で否決されることはないと思われます。東京五輪では野球/ソフトボール、空手、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィンの5競技が提案され、すべて承認されました。採決は1競技ごとではなく、5競技一括で実施されたとのことです。
2024パリ五輪では、サーフィン、スケートボード、スポーツクライミングが引き続き追加競技として採用。新たにブレイキンが加わりました。これも提案された4競技がすべて承認されています。ブレイキン以外はロサンゼルス五輪で正式競技に昇格しています。
課題とされているのは選手の総数を10,500人以内とするルールです。団体競技ばかりが選ばれるとそれに抵触する恐れがあります。東京五輪の野球が6チームで行われたのは記憶に新しいところです。東京五輪では5競技の選手枠は合計474人で、野球が144人、ソフトボールが90人を占めていました。
一部ではこの制限が緩和されるのでは・・・という見方もあるようですが、それも含めて議論がなされるものと考えられます。
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2023.10.10 00:17