DAZN、フューリーvs.ガヌー戦はPPVで1,500円。

10月29日にサウジアラビア・リヤドで開催される、ボクシングヘビー級王者のタイソン・フューリーと、UFC元王者のフランシス・ガヌーの試合について、DAZNがPPVで配信すると発表しています。日本では1,500円に設定されています。


注意点として、DAZN for docomoのアカウントからは購入できないとのこと。これは「NFL Game Pass」でも同様なのですが、おそらくアカウント認証や決済システムの都合なのでしょう。この場合、異なるメールアドレスで無料アカウントを作成する必要があります。

海外では、イギリス・アイルランド・アメリカ・カナダを除いてDAZNでの配信となっています。国別の料金をみると、DAZNの主要市場であるドイツ・イタリア・スペイン・フランスでは14.99ユーロ、その他のユーロ圏では9.99ユーロに設定されており、為替レートを鑑みると日本は「その他」に近い設定と言えます。


なお、アメリカではESPNがPPVで放送し、料金は79.99ドルに設定されています。

DAZNが日本でPPVを設定したのは、昨年11月のメイウェザーvs.デジ戦が最初で2,400円でした。また、最近ではありますが10月15日に開催された、人気YouTuberのKSIとローガン・ポールによる興行が500円で配信されています。いくら人気と言っても、日本では知名度がなく購入者もさほどいないと思われますが・・・

いまのところ、日本でPPVを行ったのはイロモノ的な興行であり、実験的な要素もあるものと思われますが、今後この動きが広がっていくかは警戒する必要があります。総合格闘技のPFLあたりは候補に入ってくるものと思われます。


そして、最近ではアメリカのShowtimeがスポーツ中継から撤退することにより、ボクシングのPBCの行方が注目されています。もしDAZNが契約した場合、PPVの導入は充分考えられるところです。もちろん既存のマッチルームなどとの整合性をとる必要も出てきます。

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