Bリーグチェアマン、バスケットLIVEに感謝の意。

Bリーグの島田慎二チェアマンは、自らのポッドキャスト番組「島田のマイク」の中で、バスケットLIVEおよび運営元であるソフトバンクに感謝の意を述べています。


今シーズンから月額550円となっているバスケットLIVEですが(11月までは無料)、価格設定としてはかなり抑えられていることを強調しています。ソフトバンクからの資金はスポンサー料と放映権料の2つの意味を持っており、放映権料だけではこの価格設定にはできないものと考えられます。

Bリーグ発足時からトップパートナーを務めているソフトバンク。正式なプレスリリースは出ていませんが、今シーズンから新たな契約を結んでいると思われます。従来は年間30億円とされていますが、新しい契約で金額が上がったのか下がったのかは分かりません。


試合の映像制作はBリーグ側が行っており、制作費もリーグの負担となります。Bリーグのレギュラーシーズンの試合数は、B1が720試合、B2が420試合、合わせて1,140試合です。複数台のカメラを配置し、実況・解説も付けるとなると、ソフトバンクから得た資金はほとんど消えてしまうレベルです。

さて、島田チェアマンのもとには、なぜB3リーグはバスケットLIVEで配信されないのか?という質問が多数寄せられたそうです。B3は専用のサービスである「B3TV」での有料配信となっています。


島田チェアマンの回答としては、B1・B2とB3は別組織の運営だからとしていますが、これはきちんとした答えになっているようで、なっていない面もあります。Jリーグは今年からJ3の放映権を切り離し、DAZNでの配信も今シーズン限りとなる予定です。J3はとくに別組織で運営しているわけではありません。


やろうと思えばできないこともないのでしょうけど、結局のところB3の映像をB1・B2と同様のクオリティにすることはできないし、できなければ同じサービスで一括提供することは難しいということでしょう。逆に言えば、別途スポンサーがバックアップすればバスケットLIVEで配信されることもあります。ソフトバンクがスポンサーになっているウィンターカップはそういうことでしょう。

バスケットLIVEの無料期間はまもなく終わります。11月27日(月)10時~12月1日(金) 9時にメンテナンスが行われ、再開後は有料となります。この期間中に開催される、11月30日(木)の島根vs.千葉戦についてはYouTubeで無料配信されるとのことです。

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