【速報】【追記あり】DAZN、カネロ選手と総額400億円の巨大契約

実はすでに村田選手の記事を用意していたのですが、このニュースが入ってきたのでさすがに先に取り上げざるを得ません。

メキシコの「カネロ」ことサウル・アルバレス選手と、彼のプロモーターであるゴールデンボーイ・プロモーション(以下GBP)がDAZNと契約。以下、内容を箇条書きにします。

・契約期間は2019～2023年の5年間

・総額は3.65億$ (約400億円)

・カネロ選手は11試合を行う

・GBPが主催する大会のうち、年10大会がDAZNで配信される (その他はESPN)

・これらの試合はDAZNがサービスを提供するすべての地域で配信される (なので日本も含まれるはず)

・GBPが保有する7,000時間分の映像アーカイブがDAZNに提供される (これは日本も含まれるか未確認)

この契約がボクシング界に与える影響については、ボクシングに詳しい方の解説を読んでいただいたほうがよいので私からは触れません。

ただ、ひとつ気になるのがカネロ選手の次戦が12/15(現地時間)に開催されること。相手はWBAスーパーミドル級王者のロッキー・フィールディング選手で、ミドル級から階級を上げたカネロ選手が挑戦する形となっている。

DAZNとの契約は来年からであり、今年まではCATVチャンネルのHBOと契約している。HBOはPPVモデルで多くのボクシング中継を行ってきたが、先日撤退を表明したのは既報の通り。

そして、フィールディング選手は今年DAZNと合弁会社を設立したマッチルーム・ボクシング社と契約している。ということで、契約上ではこの試合もHBOで放送されるはずなんだけど、HBOが早めに撤退したいと考えているのであれば、DAZNで配信される可能性もなくはない。

PPVモデルか、それともサブスクリプションモデルか。これはボクシングを取り巻くビジネスモデルの戦いでもあります。

ということで、村田選手の記事はまた後日…

【追記 10/19 0:00】

DAZNのプレスリリース出ましたね。

12/15の試合も配信するとのこと。