INAC神戸が売却 & 琉球にカヤック出資。

WEリーグのINAC神戸レオネッサは、運営企業の全株式を大栄環境株式会社に譲渡すると発表しました。クラブ名や本拠地などに変更はありません。


新オーナーは練習拠点を置く六甲アイランドと縁が深い企業ということで、前向きな売却であるという印象ですが、地元の神戸新聞は「一時は関東の企業への譲渡が持ち上がった」と報じており、このことはちょっとショッキングだったりもします。


記者会見によると、前オーナーとなる文弘宣代表はチームの財力に限界を感じており、また自らの健康問題も抱えているため2019年ごろから売却を検討していたとのこと。また、ホームの移転を条件とするオファーは断ったと述べています。

2月24日に開催された皇后杯優勝の記念イベントで、安本社長は「六甲アイランドにスタジアムを作りたい」との希望を語っています。この時点で売却の話はほぼまとまっていたものとは思いますが、規模は小さくとも大きな投資をともなう話なので、より大きな資本を持つ企業を迎えるという判断は尊重したいところです。


あす28日にはパリ五輪最終予選の北朝鮮戦(ホーム)が開催されます。ここはなんとしてでも勝利し、再開するWEリーグにもつなげていきたいところです。

話は変わって、「面白法人」を名乗るカヤック株式会社がJ3・FC琉球の筆頭株主になったというニュースもありました。カヤック、まぁいろいろやっているので一概にどんな会社かを説明するのは難しいのですが、鎌倉に本社を構えており、地元でも社員がゴミ拾いをする光景はよく見られ、地元を大事にする企業という印象です。

カヤックの創業者にとって沖縄は想い出深い地だそうで、すでに沖縄に子会社を構えているほか、これを機に第2の本社を設立するのだとか。すでに新たなユニフォームを発表するなど面白いことを始めていますが、これからもたくさんの面白いことをしてくれるのでしょう。たぶん。もちろん地域活性化を掲げる企業が多数参入してくることは歓迎です。

ちなみに鎌倉では「鎌倉インテル」こと鎌倉インターナショナルFCが活動しており、現在神奈川県1部リーグに所属しています。

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