テレ朝、W杯最終予選・ホームの放送を発表。

平壌で開催予定だった北朝鮮とのアウェー戦が没収試合となり、2戦を残して最終予選進出を決めたサッカー日本代表。9月から始まる最終予選について、テレビ朝日がホーム5試合を生中継すると発表しました。


これは前回カタール大会の予選と同様であり、放映権はDAZNがAFCと包括的に契約。ホーム戦に限りサブライセンスを提供する形です。

現在開催中のU-23アジアカップについては、テレ朝に加えてNHKでも放送が予定されており、日本戦すべてがカバーされることとなりました。つまりDAZNがNHKにもサブライセンスを提供したと考えてよいかと思いますが、カタール大会の時にも、そして1月のアジアカップの時にもDAZN独占をめぐっていろいろな声があがっただけに、今後アウェー戦についてもサブライセンスを出す可能性はないとは言えません。


U-23アジアカップは短期で終わる大会なだけに、DAZNとしては一時的に会員を獲得できてもすぐ離反されてはあまり意味がなく、サブライセンスを出す決定を下したのでしょう。最終予選はこれと違って長期的な大会ですから、会員の定着を願うDAZNとしては簡単に首を縦には振らないと思います。


まだ対戦相手も決まっておらず、時差の関係もあるので状況は流動的ですが、もしさらなるサブライセンスが実現したとしたら、また別の思惑が見えてくることになります。シナリオとしては、DAZNの日本市場からの縮小・撤退も考え得るでしょう。DAZNにとってAFCとの契約はJリーグに次ぐ大型契約ですから、その取り扱いに目が離せません。

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