【壺】オーストリアリーグの放映権

今朝行われたEURO決勝トーナメントで、オーストリアはトルコに惜敗。ベスト16に終わりましたが、グループDで1位通過という成績は立派です。


ということで、本日はオーストリアリーグ(オーストリア・フットボール・ブンデスリーガ)の話です。オーストリアと言えばレッドブルの本拠地として知られますが、先日レッドブルが大宮アルディージャの経営に参画すると報じられました。


また、レッドブルが保有するオーストリアリーグのザルツブルクには、広島・川村拓夢選手が移籍することが発表されています。

オーストリアリーグの放映権はSkyが保有しています。現在の契約は2022-23~25-26シーズンの4年間で、放映権料は年間4,000万ユーロ(約69億円)となっています。1部リーグは12クラブと他国より少ないため、1クラブあたりの配分額は大きくなります。


また、国外向けの放映権についてもSkyが保有しているとのことなので、日本での中継に興味がある方はぜひSkyにご連絡を。

放映権料の配分については「オーストリア人の壺」と呼ばれる独自のルールがあります。外国人枠を撤廃する代わりに、オーストリア人選手を多く起用するほど配分額が増えるルールです。とくに若手の選手を起用するとポイントが高くなっており、その結果オーストリアリーグの選手の平均年齢は他のヨーロッパ諸国よりも若くなっているそうです。

ザルツブルクには南野拓実選手(後にリバプール→モナコ)や、現JFA会長の宮本恒靖氏が所属していたことが知られます。レッドブルによる大宮への経営参画は来年からと囁かれていますが、若手選手をザルツブルクなど系列クラブに送り込むようになるのでしょうか。


系列にはブンデスリーガのRBライプツィヒがありますし、また南野選手のようにビッグクラブへとステップアップする選手が続々と現れることを期待したいところです。

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