セリエA、米CBSと契約。

EFLとCBSの放映権契約が発表された翌日、セリエAとCBSの契約も発表されています。こういうのはひとつにまとめてほしい。


セリエAの全試合とコッパ・イタリア、スーペル・コッパが対象になっており、発表では複数年契約(multi-year)となっていますが、他の報道によると2年契約だそうで、この手の契約としては異例の短めなものとなっています。

CBSは前シーズンまでの権利も保有しており、放映権料は年間7,500万ドルと推定されています。しかし、更新にあたってセリエA側は倍の1.5億ドルを要求しており、いったんは交渉が決裂したとも報じられています。ESPNも関心を示していましたが、同様にセリエAの要求額より低いオファーだったとか。

セリエAでプレーするアメリカ人選手は多く、とくに注目されるのはACミランのプリシッチ選手。昨シーズンは12ゴールをあげています。注目が高いだけにセリエA側も強気の交渉に出たのでしょうか。CBS側もある程度妥協したものと思われますが、その代わり2年契約と短くなっています。

以下、アメリカにおける主要なサッカー関連の放映権契約をまとめています。完全に出遅れたリーグ・アンを除いてほぼ出揃った形です。


  • プレミアリーグ: NBC (2022-23シーズンから6年契約)
  • ラ・リーガ: ESPN (2021-22シーズンから8年契約)
  • ブンデスリーガ: ESPN (2020-21シーズンから6年契約)
  • セリエA: CBS (2024-25シーズンから2年契約)
  • リーグ・アン: 未定 (前シーズンまでbeIN Sports)
  • FAカップ: ESPN (2024-25シーズンから4年契約)
  • EFL: CBS (2024-25シーズンから4年契約)
  • 欧州CL/EL: CBS (2024-25シーズンから6年契約)
  • EURO本大会・予選・ネーションズリーグ: FOX (2022-23シーズンから6年契約)
  • MLS: Apple (2023年から10年契約)
  • アメリカ代表戦: WBD (2023年から8年契約)
  • 2026FIFAワールドカップ: FOX

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