パリ五輪、TVerとNHKプラスで配信。
7月26日に開会式を迎えるパリオリンピックですが、サッカーなど一部競技は先行して開幕します。今回のライブ配信について、民放各局の出資で運営されているTVerが、ほぼ全競技を無料で配信すると発表しています。
「ほぼ」というのは、NHKが地上波で放送する種目を除くとのことですが、NHKは地上波の放送について「NHKプラス」でも同時・見逃し配信を行うと発表していますので、両者を組み合わせることで全競技をカバーできることになります。
従来は民放の共同サイト「gorin.jp」で配信していましたが、今回はTVerに一本化されました。また、いわゆるコネクテッドTVでも配信されるようになったのは大きな変化です。地上波で生放送されるもの以外については、TVerのアプリから視聴可能です。
パリ五輪の放映権料についておさらいしておくと、2022年北京大会との夏・冬セットで440億円と発表されています。夏と冬はだいたい2:1くらいの比率と考えておけばよいでしょう。そのうち、NHKが7割、民放各局があわせて3割を負担します。
同様に、2026年(ミラノ・コルティナ)と28年(ロサンゼルス)がセットで475億円、2030年(未発表)と32年(ブリスベーン?)がセットで500億円です。2034年以降についてはまだ契約が結ばれていません。
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