トヨタ会長、五輪TOPパートナー撤退を正式表明。
トヨタの豊田章男会長は、自社メディア「トヨタイムズ」に出演。IOC(国際オリンピック委員会)のTOP(The Olympic Partner)契約を更新せず、今年限りで撤退することを公式に表明しました。また、IPC(国際パラリンピック委員会)のスポンサーも同じく終了となります。
これについては豊田会長の声を直接聴いて頂くのがよいかと思います。「アスリートファースト」の理念に疑問を抱いた背景など、かなり率直に語っています。
IOCからの撤退は以前から報道されていたので既定路線。IPCについても基本的にセットでの契約なのですが、トヨタはIPCについては継続したい意向を示していました。
豊田会長の発言では、スポンサーをすることが「誰かのために」は繋がっていない、というのが撤退の理由だと述べており、今後はトヨタのアスリート支援プログラム(GTTA=Global Team Toyota Athletes)を継続していくとともに、IPCには基金を通じてパラアスリート向け用具の技術支援を行っていくことを表明しています。
日本企業がTOPからの撤退を正式に表明したのはパナソニックに次いで2社目。現在はブリヂストンが唯一残っています。
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