Bリーグ・渋谷、A東京とアリーナ共有へ。
Bリーグのサンロッカーズ渋谷は、2026-27シーズンからホームアリーナを移転すると発表しました。アルバルク東京のホームとして江東区に建設中の「TOYOTA ARENA TOKYO」を共有することになります。これにともない、チーム名も変更される予定です。
2026-27シーズンから「Bプレミア」が発足。参入をめざすクラブは厳しいホームアリーナの条件を満たすために努力を続けています。サンロッカーズは現在、青山学院記念館をホームアリーナとしていますが、建物は老朽化が進んでおり、そもそも借りている立場ですから改修計画も進みません。
以前は代々木第二体育館をホームアリーナとしていた時期もありますが、こちらも同様の問題を抱えており、渋谷区内でアリーナを確保できる見通しは立っていませんでした。
現在の親会社はセガサミーですが、もともとの母体は日立です。Bリーグ参入時には日立の拠点があり、また同じく日立が母体である柏レイソルが本拠地としている千葉県柏市が候補となりましたが、支援を得られなかったという経緯があります。
渋谷が選ばれたのは「苦肉の策」とのことですが、渋谷という強力なブランドを捨てざるを得なくなったのはもったいないなぁ・・・と言わざるを得ません。
本拠地を共用する例としては、味の素スタジアム(FC東京と東京ヴェルディ)、三ツ沢球技場(横浜FCとYSCC横浜、ときどきマリノス)があり、野球でもかつて東京ドームを巨人と日本ハムが本拠地としていました。都市部ではなかなか土地も見つかりませんし、コストもかかるので稼働率を高めることが求められます。
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