リーグワンが英で放送 (&追悼エディ・ジョーダン)
本記事の執筆後、記事中に登場する元F1チームオーナー、エディ・ジョーダン氏の訃報が入ってまいりました。謹んでお悔やみ申し上げます。
当初は数日後の公開を予定しておりましたが、繰り上げて今朝掲載いたします。
イギリスの有料放送局・Premier Sportsは、日本のラグビー・リーグワンの中継を開始しました。ディビジョン1の試合を毎節2試合と、プレーオフ全試合を生中継します。
Premier Sportsは最近ラグビー専門チャンネルを開設しました。リーグワンとは2026-27シーズンまでの契約で、延長オプションも付けられているとのことです。また、日本だけでなくアメリカのMLR(メジャーリーグラグビー)とも新たに契約しています。
Premier Sportsは、この契約により世界11か国のラグビー大会を中継しているとしています。各国の上位クラブが集まる欧州チャンピオンズカップや、ユナイテッド・ラグビー・チャンピオンシップ(スコットランド・ウェールズ・アイルランド・イタリア・南アフリカのクラブが参加)などが放送されています。
なお、イングランドの国内プロリーグであるプレミアシップ・ラグビーについてはTNT Sportsが放映権を持っています。また、一部の試合はITVが無料放送しています。
ラグビーの母国・イングランドでもクラブの経営は厳しく、債務超過や破綻に追い込まれるクラブが続出しているとのこと。そのため、プロリーグではありますが大企業のバックアップがある日本のリーグワンが改めて注目されているとも言えます。
最後にちょっとしたネタとして、2023年に破綻し、プレミアシップから除外されたロンドン・アイリッシュについて、元F1オーナーのエディー・ジョーダン氏が買収したという話題を紹介します。
アイルランド出身のジョーダン氏にとって、アイリッシュという名前のクラブの伝統を閉ざすのは許せなかったのでしょう。アイリッシュ・グリーンのF1マシンを思い出します。ただ、ジョーダン氏は癌との闘病を公表しています。ある意味最後の奉公となるのかもしれませんが、クラブの立て直しには猶予がありません。
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