NHK・ABEMA・JスポがMLB中継発表。
MLBの開幕を飾った東京シリーズが終了し、来週からはアメリカに帰って本格的なシーズンが到来します。ということで、ここ数日で各社からのプレスリリースがひと通り出揃いました。
まずNHKですが、今年は「レギュラーシーズン160試合以上を放送」と発表しています。3月29日(土)のタイガースvs,.ドジャース戦は地上波で放送するとのことです。
https://www.nhk.or.jp/info/pr/toptalk/assets/pdf/soukyoku/2025/03/003.pdf
ただ、昨年は「約200試合を放送」としていたので、減っているのが気になるところ。もし放映権料が変わらないのに試合数が減っていたら由々しき事態ですが・・・そのあたりの事情はどうにもよく分かりません。あくまでも160試合「以上」なので、さらに増えることも考えられますし、ポストシーズンも加えると結果的には200試合程度になるかもしれません。
もうひとつの仮説としては、民放での中継が増えるかもしれません。東京シリーズは日本テレビが獲得しましたが、それ以外でも民放が中継するのであれば、NHKとしての負担は軽減されることになります。
J SPORTSはドジャースの大谷・山本・佐々木選手先発試合を全試合放送するなど、今年も200試合以上を中継すると発表しています。大谷選手がフル出場すれば、必然的に東京シリーズを除いて全試合中継ということになりますが・・・くれぐれも故障しないことを祈ります。
なお、J SPORTSはネットの権利を獲得していないため、J SPORTSオンデマンドでの配信はありません。テレビのみの中継となります。
ABEMAですが「日本時間平日の485試合」を生中継すると発表しました。一部はプレミアム会員向けの中継となりますが、試合数としては昨年の324試合を大きく上回る規模となっています。
今年から参入するAmazonは「土日の試合を54試合」生中継しますので、曜日によって両社の棲み分けがはかられることになります。
先日、最初にABEMAから出されたプレスリリースでは、東京シリーズが中継できず、また試合数についても「順次発表」となっていたため、正直内容としては弱いなぁ・・・と書かせて頂きました。ただ、今回の発表をみると、本当に弱かったのはABEMAではなく、サブライセンスを出しているSPOTV NOWだったようにも思われます。
SPOTVは「1日最大8試合」のライブ配信を行うとしています。3月17日まで「早期割引キャンペーン」を実施しており、すでにその結果は出ているはずですが、今回ABEMAへのサブライセンスが拡大したことにも影響があったのかもしれません。
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