Bリーグ、海外27か国で配信。DAZNでも?
Bリーグは、6か国の放送局(計8局)と海外での放映権契約を結んだと発表しています。おもに英語コメンタリーでの放送・配信ですが、国によっては現地語のコメンタリーが付けられているとのこと。
スペインの代理店・Mediaproが運営している「UBEAT」は、スペインだけでなく中南米のスペイン語圏を広くカバーしており、今回の発表でも「最大27の国・地域」という表現になっています。
UBEATは2018年にローンチされたスポーツ・エンタメ系の配信プラットフォームで、いわゆる「FAST」と呼ばれる24時間のリニアチャンネルも提供しているとのこと。eスポーツが主要なコンテンツだとのことですが、リアルスポーツの配信も行っています。スペイン語のコメンタリーが付くそうです。
もうひとつ気になるのが「Unbeaten」です。これもFASTと呼ばれる24時間チャンネルなのですが、今回の発表ではアメリカとなっていますけど、実際には多くの国で視聴することができますし、日本からでも視聴することができます。
そのひとつがDAZNです。DAZNでは2022年10月から配信を始めています。ということで番組表を確認したのですが、4月22日(火) 0:18から千葉ジェッツvs.サンロッカーズ渋谷の予定が入っており、間接的にではありますがDAZNでBリーグの試合が視聴できるかもしれません。
ちなみに「Plex」というFASTチャンネルを集めたサービスからも視聴可能です。
DAZNはFIBAと提携していることもあり、バスケの強化を進めています。日本では若干地味に感じるかもしれませんが、それでも昨シーズンはB1のハイライトを配信していましたし、最近も「5min BASKETBALL」という番組ができています。こうした微妙な距離感が今後どう変化していくのかも注目ポイントです。
他の契約は、中国・韓国・台湾・フィリピンとアジアが占めています。Bリーグもアジア戦略を進めており、アジア出身の選手の特別枠を設けていますし、EASL(東アジアスーパーリーグ)でも好成績を収めています。先日はNBAとの提携を発表しましたが、NBAには勝てないにしろ、世界2番目のリーグをめざす戦略です。現在2番目はユーロリーグですから、今後はヨーロッパに食い込む活動も必要なのでしょう。
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