トヨタ、オールブラックスの新スポンサーに。

ニュージーランドラグビー協会は、スポンサー契約を途中で破棄したイギリスの石油化学会社・INEOSに替わって、トヨタの現地法人と新たに契約したことを発表しました。


なお、この契約はトレーニングウェアにスポンサーロゴを入れるものであり、試合のユニフォームは対象となっていないとのこと。こちらは引き続き新たなスポンサーを探しています。

INEOSは6年契約を結んでいましたが、3年で撤退。トヨタは残りの3年間を引き継ぎます。契約金は年間数百万米ドルと推定されており、それに加えてトヨタは車両を供給します。


INEOSが結んでいた契約は年間1,200万米ドルと推定されています。NZラグビー協会との和解内容は公表されていませんが、違約金として1年分にあたる1,200万ドル+αの金額を支払ったとされます。INEOSは共同オーナーを務めるマンチェスター・ユナイテッドの再建計画に集中するため、違約金を払ってでも他の活動を縮小させている最中です。

NZラグビー協会としては、違約金を受け取ったものの、トヨタとの契約金を合わせても当初の計画よりは収入が下がっており、さらなるスポンサー獲得を急ぐ必要があります。


さらに、その先に待っているのは2025年を持って満了する放映権契約の更新です。現在の権利者であるSky NZからは減額の提示を受けており、競合相手としてDAZNとも交渉を進めていると報じられていますが、現時点でめだった進捗はみられません。

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