セリエAの凋落にIMGがおかんむり。

セリエAのイタリア国外における放映権を販売している、世界最大のスポーツ代理店・IMG。最近セリエAに対してご不満のようす。
IMGが獲得したのは今シーズン(2018-19シーズン)からの3年間。その前に放映権を保有していたのは悪名高きMP & Silva社であり、セリエAに対して未払い騒動を起こしている。
その後MP社は経営破綻に追い込まれることになるが、果たしてセリエA側がいくら回収できたのかは不明。

IMG社が不満を持つのはひとえにリーグの価値が上がらないから。観客動員の伸び悩みやピッチの状態の劣悪さなどが理由としてあげられている。改善の努力が見られなければ契約更新はないだろうし、新たな契約先が見つかっても契約金は下がることになる。

これから発展するリーグとして目をつけられたJリーグとは違い、セリエAはすでに成熟したリーグ。欧州5大リーグとは言われるけど、かつて最強と謳われたセリエAの凋落はやはり寂しい。

ところで日本におけるセリエAの放映権はご存知の通り複雑な状況になっておりますが、IMGが3年契約を結んでいるにも関わらず、スカパーが2年契約だというのも解せない点で、いまいちよく分かりませんね。
DAZNも来シーズンの配信は決定したようで、少なくとも2年以上の契約であることは明らかとなっておりますが、誰がどのように試合を割り振っているのか。大人の事情にはついていけません。

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