無料ライブ配信のクラブW杯、見逃しは有料?
まもなく開幕するFIFAクラブワールドカップ。日本ではDAZNが「独占無料ライブ配信」を行います。また、DAZNはグローバルで放映権を獲得し、同様に「無料ライブ配信」を行います。
この表現について、何となく引っかかっている方はいらっしゃるでしょうか。ライブ配信が無料なのは分かったけど、見逃し配信はどうなんだと。とくに日本では時差の関係上、深夜から朝にかけての配信となりますので、見逃し視聴の需要が高いです。
結論を申し上げますと、本日(6月12日)に掲載されたDAZNの公式情報によれば「見逃し配信の視聴には有料契約が必要」であると明記されています。
こんなブログを何年も続けて、すっかり感覚が麻痺してしまった筆者には、まぁそうですよね・・・という感想になってしまうのですが、一般の方々がどんな感想を抱くのかは懸念するところです。10億ドルとされる放映権料を支払っているわけですから、あの手この手で回収をめざすのは当然ではあるのですが。
少しさかのぼると、5月26日付の記事で見逃し配信に言及しているものが見つかりました。探せばそれ以前にも見つかるかもしれません。気づくのが遅くて本当に申し訳ないです。
DAZNの価格は国によって異なります。日本のような主要市場では高めに設定されていますが、それ以外の国ではグローバルの放映権を保有するコンテンツのみで構成されており、料金も安価に設定されているようです。このあたりの資料はなかなか見つからないので、正確なことを書けず申し訳ないのですが。
日本にも月額980円の「DAZN Global」というプランが存在するのですが、内容的にもこれを契約している人はほとんどいないであろうと思われます。しかし、もしこれでクラブワールドカップの見逃し視聴ができるのならば、急に注目される可能性もあります。理屈で言えば、グローバルで放映権を獲得しているのですから見られてもいいように思われますが・・・このあたり、DAZNからの正式なアナウンスが欲しいところです。
【追記 6/13】
6/12に出されたDAZNのプレスリリースには、「DAZN Standard」加入者は全試合見逃し配信をご覧いただけます、との記載がありました。DAZN Globalでは視聴できない可能性が高そうです。
あとは海外での反応が気になるところですね。海外の記事でも見逃し配信に言及したものはまだ見つかっていませんので、なにか出てきましたらまた取り上げることにします。
0コメント