【現地観戦】世界陸上、連日の視聴率15%超え。
9月15日、世界陸上(day3)を観戦しました。朝はマラソン、夜は3000m障害や棒高跳びなどを堪能してきました。デュプランティス選手が見たくて1年前からチケットを押さえていたのですが、目の前で見事世界記録を更新してくれました。
ただ、それ以上に印象に残ったのがレベルの高い争いであり、一時は終電に間に合わないことを覚悟したほどです。開幕直前に開始時間が20分前倒しとなったため、辛くも免れた形なのですが、もっと早く始めてほしかったなぁ・・・と思います。
デュプランティス選手だけでなく、2位のカラリス選手(ギリシャ)、3位のマーシャル選手(オーストラリア)、4位のケンドリックス選手(アメリカ)も成功時に喜びを爆発させておりました。そして、成功した選手を他の選手が讃え合う姿は、共にひとつの作品を作り上げる過程を観ているよう。我々観客もその作品の一部として参加できた気分です。
3000m障害も、水壕の近くだったので迫力あるレースを堪能しました。とくに最後の周回は三浦龍司選手もコメントしていましたが「鼓膜が破れるほどの声援」でした。
さて、日本では3連休だったこともあり、最初の3日間に注目の種目を多く詰め込むスケジュールが組まれていたのですが、その思惑通りTBSの視聴率は好調だったようで、イブニングセッションの数字は以下の通りとなっています。(ビデオリサーチ・関東地区)
- 9月13日(土) 19:00~22:30 17.0% (男子100m予選、混合リレー決勝など)
- 9月14日(日) 19:00~22:54 15.5% (男女100m準決勝・決勝など)
- 9月15日(月祝) 19:30~22:57 16.5% (男子3000m障害決勝、男子棒高跳び決勝など)
TBSからもプレスリリースが出ており、3日間の全国の視聴人数はのべ6,630万人だったとしています。こちらはTBS系列のテレビ局のみの数字であり、TVerでの配信を加えるともう少し増えるものと思われます。
自国開催ということで、これ以上ないチャンスなわけですが、この連日15%超えという数字をどうみるか。もはや地上波で15%を取れるコンテンツというのは数少なくなっているだけに、素晴らしいことは確かなのですが、その凄さをきちんとマネタイズしていく必要もあります。
このプレスリリースでは、見慣れない「LTV4-59」なる指標が登場しているので、こちらについても簡単に触れておきます。ビデオリサーチの発表する世代別の個人視聴率をもとにTBSが独自に算出しているもので、4~59歳の平均視聴率を意味します。
TBSの戦略としては「親子視聴」をターゲットにしており、かつては49歳までを対象として考えることが多かったのですが、最近は40代で親になる方も増えていますので、上限を59歳にまで広げた形です。60歳以上の方はBS-TBSでカバーする感じでしょう。「吉田類の酒場放浪記」「町中華で飲ろうぜ」などの人気番組がありますものね。あとは、あまり大きな声では言えませんが、野球中継も・・・
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