W杯、飲水タイム&ハーフタイムショーを導入。
来年のFIFAワールドカップで「飲水タイム」の導入が決定しています。前半・後半それぞれで途中に3分間のブレイクが入ります。
飲水タイムはJリーグでも導入されており、日本では馴染みあるものです。今年のクラブワールドカップで猛暑対策が課題となったため、それに対応した形ですが、3分間というのはちょっと長い気も。この時間にCMを入れたい意図が明白です。
アメリカンスポーツでは、CMを入れるタイミングを確保する目的でルールが改定されることがままあります。国際ルールでは前後半で行われていたバスケットボールも、NBAではクォーター制にしてしまいました。(のちに国際ルールも追随)
初期のMLSでも、バスケやフットサルのような「カウントダウン方式」で時間を計っていた時代がありました。サッカーの未来もクォーター制やカウントダウン方式になるのかもしれません。
そして、クラブワールドカップの決勝戦で開催されたハーフタイムショーも、引き続き採用されることが決定しています。
NFLのスーパーボウルではおなじみのハーフタイムショーですが、問題は「長い」ことです。ショー自体は13分程度で、設営と撤収を含めると30分程度試合が中断されることになり、本来のルールである15分を大きく逸脱することになります。(NFLのハーフタイムは20分)
アメリカ人はこれを(内心はともかく)普通のことだと思っているわけですが、長い休憩がゲーム性を変えてしまう可能性もあり、それが決勝戦ということで否定的な声も多くあがるものと思われます。願わくは、その舞台に日本が立って当事者となっていたいものですが。
0コメント